水分をとる

血栓症の原因のひとつに、体内の水分が蒸散し、血液の粘度が強くなってしまうことがあげられます。航空機内で表れやすい深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)は、機内の乾燥した空気や低い気圧によって体内の水分が蒸散し、水分摂取不足やアルコールの摂取などによりさらに脱水症状や血液粘度の上昇を引き起こしてしまうのです。


血液の粘度を上昇させないために、適量の水分摂取を心がけましょう。この際気をつけなければならない点は、アルコールを控えるということです。アルコールには利尿作用があり、かえって脱水症状を引き起こしやすくなります。ビールなど、一瞬の喉の渇きを潤す効果はありますが、それは喉を通った一瞬だけのことです。くれぐれも飲みすぎないよう注意してください。


体内が水分不足で、血液の粘度が上昇し、同じ姿勢で座ったままでいると、健康な方でも深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)に陥ってしまうのです。また、入院などでベッドに安静にしている時間が長期にわたると深部静脈血栓症を引き起こしてしまう可能性が高くなります。乾燥した病院内で、体内が水分不足となり、血栓を作りやすくなってしまいます。弾性ストッキングの着用など、血栓の予防方法を施しておきましょう。

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