静脈血栓症

血液は心臓から動脈を通って全身に運ばれます。心臓から全身に運ばれた血液が全身から心臓へ帰ってくる血管を静脈と言います。足の静脈の流れがわるくなると静脈瘤を引き起こします。静脈に血栓ができ流れを止めると血栓性静脈炎を引き起こします。静脈にできた血栓が肺に流れ、肺梗塞を引き起こす場合もあります。


静脈瘤の症状は、足がだるい、かゆい、痛いなど、比較的軽い症状で命に別状はありません。血栓性静脈炎の症状は、黒ずみ、発赤、炎症、痛みなどで、抗凝固剤、血栓溶解剤、炎症鎮痛剤などの投与で改善します。症状がひどい場合は塊の除去、静脈の抜去、バイパス形成などの手術が行われる場合もあります。

肺梗塞は、梗塞が小さい場合は自覚症状がありませんが、通常、胸痛や呼吸困難を引き起こします。重篤な書状になるとショック状態に陥り、死に至るケースもあるようです。


高脂血症、糖尿病、肥満、高齢、妊娠、経口避妊薬の影響などで引き起こされる深部静脈血栓症は、近年増加傾向にあるようです。下肢の疼痛、圧痛などが主な症状で、エコノミークラス症候群でよく知られているのではないでしょうか。血栓は肺に飛び、肺梗塞を引き起こしてしまうと大変です。


静脈血栓症は、動脈血栓症に比べ、比較的軽い症状と思われますが、肺梗塞など、命に関わるケースもあるので、注意しなければなりません。

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