一過性脳虚血発作
一過性脳虚血発作とは、脳血栓や脳塞栓などといった血行障害によって引き起こされた脳神経障害を言い、中でも数時間から数日で症状が改善されるものを言います。脳血栓や脳塞栓では、脳の血管が血栓によって詰まったことにより、障害を起こし、症状として表れます。しかし、詰まった血栓が溶解され、血液が正常に流れることで症状は改善するでしょう。
脳の血管が詰まることで、まっすぐ歩けないといった運動障害、手足のしびれなどといった感覚障害、物が二重に見えるといった知覚障害、言語障害などといった症状を一時的に引き起こします。一過性脳虚血発作の場合、通常15分以内、長くても24時間以内には症状が消えてしまいます。
症状が消えたからと言って決して安心して放置しないでください。5年以内に脳梗塞を引き起こす確立は30~40%と言われています。つまり、一過性脳虚血発作を患った人で、3人に1人は脳梗塞へと移行するというわけです。症状が改善した後も必ず病院へ行き、定期的に診察、治療を受けなければなりません。そして、脳梗塞を予防する生活習慣を心がけなければなりません。一過性脳虚血発作を引き起こすことになった原因を明らかにし、万全の予防対策を施しましょう。