脳塞栓

脳塞栓とは、心臓などの動脈血管にできた血栓が、脳の動脈血管に流れ、脳の動脈血管を詰まらせてしまう症状を言います。心房細動(不整脈)、心臓弁膜症、急性心筋梗塞、心筋症などにより心臓にできた血栓が、脳の動脈血管に流れるといったケースが多いようです。


その他、心臓の感染症や外傷などで血液中に異物が入り込み、心臓に血栓を作る場合もあるようです。脳に流れた血栓は血液の流れを止めてしまうため、脳は酸素の供給を受けることができなくなり、酸素不足による壊死を引き起こしてしまいます。


脳塞栓は、比較的ゆっくりと進行する脳血栓と異なり、急激に症状が表れ、進行すると言われています。およそ2~3分で神経症状が発症します。半身麻痺、運動障害、感覚低下、脳浮腫、意識障害、昏睡などといった症状が表れます。数分から数十分、長くても筋間以内に症状は治まりますが、治まったからと言って安心できません。数日間にかけて、次第に症状が強くなったら要注意です。専門医の診断と治療を受けましょう。


巨人軍終身名誉監督長島茂雄がかかった病気は、心原性脳梗塞と言い、不整脈による血栓が脳に流れ引き起こされたものです。現在の長島茂雄監督の状況からおわかりのように、十分に回復出来る病気です。早急な処置が大変重要と言えるでしょう。

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