検査方法2
血栓症の診断は、診察を行い、血栓症が疑われる際には、超音波血流検査、CT検査、血管造影検査、核磁気共鳴検査、血流シンチなどが行われます。いくつかの検査方法について簡単に解説してみましょう。
・超音波血流検査においては、血流がモニターに映し出され、素人にも血栓と判断できる状態を映し出すことができます。通常、血栓を外部から識別するのに、超音波血流検査が用いられますが、超音波により、血栓と気泡を識別することができるようになったとのこと。
・血管造影検査においては、静脈にカテーテルで造影剤を注入後、駆血(縛り血流を止める)し、エックス線撮影を行います。
・血流シンチにおいては、放射性医薬品を注射し、肺への血流を調べます。主に肺塞栓、肺血流障害の診断に持ちいられます。
超音波血流検査が痛みを感じることなく、最も簡単な検査方法と言えるでしょう。医学は日々進歩しています。新たに原因が解明される度、新たな検査方法、治療法も同時に開発されているのです。
脳梗塞や心筋梗塞など重篤な症状を持つ血栓症の検査が即できる「全自動血液凝固測定装置」がシスメックスより発売されています。
血液検査によるDダイマーが血栓症の診断に用いられます。Dダイマーとは、血栓が分解されるときの生成物なので、血栓症発症数日後にピークの値を示します。血栓溶解療法においても利用されています。