心房内血栓

心房内血栓とは、心房内にできる血栓ですが、これは大きく、血流に沿って運ばれ、脳動脈を閉塞してしまうと重篤な脳梗塞を引き起こす恐れがあります。脳梗塞を引き起こしてしまうと、半身麻痺、運動障害、感覚低下、脳浮腫、意識障害、昏睡などといった重篤な症状となってしまいます。くれぐれも注意しなければなりません。


心房内血栓は、心房細動に伴うケースが多く、原因としては、高血圧、糖尿病、心臓弁膜症、虚血性心臓病、突発性心肥大、甲状腺機能亢進症などがあげられます。また、加齢とともに出現率は増加しています。脳塞栓の基礎疾患としても非弁膜症性心房細動が最も多く、心房細動による動脈塞栓部位として脳が最も多くなっています。このような報告から、心房細動においても心房内血栓を予防するため、抗凝血薬療法が重要であるとされています。


特に高齢を迎えてからの高血圧、糖尿病は注意しなければなりません。血栓症に限らず、あらゆる成人病の誘発因子として報告されているのですから。最近、厚生労働省から義務付けられたメタボリックシンドロームの特定検診は、あらゆる疾患予防の効果を持つ定期検診なのです。そして、規則正しい生活習慣もあらゆる疾患予防の効果を持っているのです。

TOPPAGE  TOP 
RSS2.0